FXを始めて2ヶ月の自分が学んだこと

4月中旬にFXを始めて2ヶ月経った。ここ1ヶ月はアメリカの経済指標が良くなっている傾向とFRBが年内の金利引き上げする傾向などが観測された。これにより、120円台から更に円安が進み、13年ぶりにドルが125円後半(*1)を超えた。しかし今週、日銀の黒田総裁が円安を牽制する発言を行い、1日で2円近く円高に触れた。(*2)円安が驚異的に進んだことも起因して、日経平均が12連騰したのも印象的だった。

2ヶ月目が始まったのはGWが明けたころ。このとき、FXを始めて一ヶ月で8万円ほど利益を出していたので、それまでと同じように取引していた。(1ヶ月目のときのことはこちらに書いてあるので、そちらを読んでください。)

ただ、前述したとおり、円安が急激に進んだこともあり、リスクを更に取らないように慎重に取引していた。そのため、1ヶ月目ほどの調子では利益は出ていなかった。しかし、利益が出ているのでそれで満足はしていた。円安ドル高の傾向があるのに、基本的に逆張りし、ドル売りから入って利益を出していたのは今考えてみれば、ひねくれていると思う。さて、ここで利益を出していた裏でどういった情報を見ていたのかをまとめておこう。

ディスプレイに噛り付いて取引していた最中に、主にチェックしていたページは以下の3つ。全てinvesting.comのページだ。

経済指標 http://www.investing.com/economic-calendar/

米ドル指数 http://jp.investing.com/quotes/us-dollar-index

米10年国債 http://www.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield

FXをやるにあたり、経済指標は一番チェックすべきものだろう。どこにでも経済指標を紹介するページはあるが、上記で紹介したinvesting.comのページでは、指標が発表されると同時に自動的にJavascriptでページが更新されるのが良い点だ。自分が知っている中では最速で情報を仕入れることができる。発表されてから数秒でそのときの経済指標を知ることができるのは素晴らしい。FX取引会社やFX情報サイトが提供しているデータは自分に届くまで遅すぎた。指標が発表されたと同時に素早く取引できたおかげで、1日1万円以上利益が出た日もあった。

経済指標を見てから取引は行ったが、経済指標が発表される前からポジションを持つことはなかった。経済指標がどっちに転ぶか分からないので、たとえ直近のアメリカの指標の調子が良いとしてもリスクを取らないようにできるだけ数十分前には清算しておくことを心がけていた。

米ドル指数と米10年国債は円が上下した時になぜそう動いたか分かるのでなんとなく見ていた。どちらの指数も上がっていれば、ドル高の傾向がある。ただ、ドル円が動いた結果の根拠をここに求めていただけで、これを見て取引したことは1度も無かった。結局、重要なのは発表されて数分で何10銭も動く可能性がある経済指標の方だった。

FXを始めて2ヶ月分の損益を以下に示す。

2015年5月辺りの成績

2015年5月辺りの成績

グラフを見ると最後にドラマがあったことがわかるだろう。FXを始めて損をした6/9。一気に損をしていることが見て取れる。しかし、実はこの前日の6/8にも大きな損をしていた。その日の内に取り返していたので1日単位のグラフには現れていないのだが、数分で-80000円程やってしまう出来事があり、後悔やら興奮やらで寝ようにも寝れなかった。なんてことはない。原因は経済指標が発表される前に清算しておこうと思っていたポジションが、自分の予想の逆のドル円の動きによってできないことから焦りが出て、いつも心がけていたローリスクローリターンの売買ができなかった。それまで、基本単位(1万通貨)ずつ売買していたのだが、口座に入っている全ての証拠金を1回の売買に費やすような博打をやってしまった。

もうFX止めようと思った。1ヶ月目は8万円ほど利益が出ていることを考慮(*3)すれば、始めてから10万円ほど利益が出ている。それでいいじゃないか。しかし、その日は寝るにも寝られず、結局ディスプレイに向かっていた。心臓をバクバクさせながら、心の底から震えながら売買した。ここまで動揺したことは未だかつてないのではないだろうか。懲りずに全力で取引した結果、+85000円を積み立て、その日はなんとか通算+5000円くらいで終わった。結果オーライ。もう絶対にこんなアホみたいなハイリスクハイリターンの取引はしないと心に決めた。

そして日単位で見ると始めて損をした6/9。人間馬鹿なもので、1回の取引でハイリターンを経験がすると、ローリターンに我慢できなくなる。アホな自分はハイリスクハイリターンの取引を前日に絶対しないと心に決めていたのに、なぜかまた全力で取引していた。2回うまくいって、2万円ほど利益が出た。チョロイ。あと35000円で目標の年間20万に届く。このままいけば、いけるんじゃないかと期待を込めて再度全力取引。それで-80000円。このときもまたFXやめようと思った。本当にそう思った。

6/10。日銀の黒田総裁がこれ以上円安にはいかないんじゃないのみたいなニュアンスの発言をしたことで、1ドル124円後半から122円後半へ一気に2円ほど円高が進んだ。基本的にポジションは長く持たない主義なので、この円高の影響は自分にはなかった。円高になったのが昼間で仕事中の自分は気がついてもいなかった。家に帰ってドル円を見てみると123.00円前後で上下していた。どちらに転ぶのかさっぱり分からない。一気に上昇して円安に進むかもしれないし、この勢いでそのまま円高にいくかもしれない。分からない。ただ、10銭くらいの間を上下している周期性があったので、この周期を外さないことを祈りながら、ハイリスクハイリターンの全力で取引した。5回ほど取引をして+100000。目標の20万円到達。これはまだいけるんじゃないかとも思ったけど、綺麗さっぱり今年はやらないことを決めた。調子に乗ってハイリスクハイリターンを続けては駄目なことが、今回一番の学んだことだと思う。これは本当に重要。欲が出ると良くない。

とりあえず始めて2ヶ月弱で利益が20万円に達したので、今年はもうFXしないつもりである。20万円を超えて利益を出すと確定申告を行わなければならない上、利益の2割を納税する必要が出てくるからだ。
取引中にディスプレイに張り付いていたり、情報を仕入れるのに費やした時間を考慮したら、時給2~3000円くらいではないだろうか。
また来年、1月から始めて今度は確定申告をするつもりでどこまで利益が出るかやってみようと思う。



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tishibas
ソフトウェアエンジニア
1988年、富山生まれ
写真撮影が趣味
1児の父

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